日本石灰協会主催の第42回石灰工業技術大会が9月14日に北海道北見市にて開催されました。
今大会では、全国の石灰に携わる企業34社より総勢180名を超える参加があり、研究発表会では設備保全・改修、省エネ対策、品質管理など9件の多岐にわたる研究内容が発表されました。
当社からは「石灰の焼成条件による活性度への影響 ~燃焼空気中の水分の働き~」というテーマのもと、生石灰製造時の焼成過程における燃焼空気の水分量(湿度)が品質にどのような影響を与えているのかについての研究成果を発表しました。
研究内容については、全発表中最多の質問を受けるなど非常に高い関心を集め、当社の取組みを十分にアピールできた大会となりました。
今後も生産性や省エネ性、品質の向上に寄与する研究を進める一方で、カルシウム系素材の可能性を拡げる技術開発にも積極的に取り組んで参ります。