大分県石灰工業会(古手川保正会長<弊社社長>11社)は、津久見市教育委員会との共同主催による「第12回フレスコ画教室」を、7月22日~24日の3日間にわたり市公民館において開催しました。
石灰を素材にしたキャンバスに顔料を染み込ませて描くフレスコ画の製作体験を通じて、津久見市が全国一の生産量を誇る石灰石を身近に感じてもらうとともに、市の文化芸術活動の促進を目的に毎年開かれているこの教室に、今回も小学生から大人まで幅広い地元市民の方々が参加しました。
教室では、左官で造形作家の村尾かずこ先生(東京都)を講師としてお招きし、初日は市内の小学生36人が参加し、「花束」のテーマに沿ってひまわりなど色鮮やかな花々を描いていました。23日には一般、最終日24日には中・高生の教室もそれぞれ開催され、発色の良さと独特の風合いが特徴のフレスコ画の魅力を活かした思い思いの作品づくりに没頭していました。
完成した小学生らの作品は県内有数の人気観光スポットとして夏休み期間中多くの観光客が来場した「つくみイルカ島」に展示されたほか、中・高生らが共同製作した作品「フレスコ画の花束」は、今後市内の介護施設等に寄贈される予定です。