当社は､明治28年（1895年）の創業以来､安全・安価なアルカリ資源である石灰製品を幅広い産業分野に向けて提供することを通じて、いつの時代もその先にある人々の豊かな暮らしを支え、地域社会と共に成長してきました。

　「より高い価値を生み出すことにより､人と自然の未来に貢献する」という企業理念の下、創業125年を迎えた令和2年には新たな中長期計画「2030 VISION」を策定し、製品の安定供給はもとより、一層の品質向上とお客様のニーズに則した新製品の開発、更にはDXやEXの導入を通じた業務革新まで様々な取り組みを進めています。

　また、石灰石という天然資源の恩恵を享受する企業として、その資源価値の最大化を追求することはもちろん、生産プロセスにおけるエネルギーの有効活用や、環境保護をはじめとする石灰製品の幅広い用途への提供を通じて持続可能な社会づくりにも寄与していきます。

　これらの取り組みを通じて石灰メーカーとしての更なる成長を目指す一方で、永年培ってきた“カルシウム・ケミカル”の技術や知見を活かした新たな価値創造への挑戦によって事業領域を拡大し、”ケミカルソリューション企業”への進化を目指してまいります。