【特許情報】
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①【特許番号】特許第5618439号(P5618439) 【登 録 日】平成26年9月26日(2014.9.26) 【発 行 日】平成26年11月5日(2014.11.5) 【発明の名称】消石灰、消石灰の製造方法および酸性ガス除去剤 |
<概要> |
・生石灰と水を反応させる消化工程にヒドロキシル基を有する有機化合物と二酸化 ケイ素を含有する無機化合物(シリカゲル、アロフェン、イモゴライト、および 活性白土からなる群の少なくとも一つから選択される)とが組み合わされた物質 を添加することにより製造される消石灰。 ・前記消石灰は、BET比表面積が20m2/g以上である。 ・消化工程の添加剤として、有機化合物と無機化合物を組み合わせた物質を用いる ことで、大きなBET比表面積と低いCOD値を両立させることができる。 ・結果として本発明の酸性ガス除去剤は、一酸化炭素やCODを低く抑えることができ、 環境負荷を低減できる。 |
②【特許番号】特許第5580154号(P5580154) 【登 録 日】平成26年7月18日(2014.7.18) 【発 行 日】平成26年8月27日(2014.8.27) 【発明の名称】消石灰、消石灰の製造方法および酸性ガス除去剤 |
<概要> |
・生石灰と水を反応させる消化工程に多価アルコール類、糖類およびエタノールアミ ン類の群から選択される少なくとも一つとオキシカルボン酸とが組み合わされた物 質を含む添加剤が添加され製造される消石灰。 ・前記消石灰は、BET比表面積が、20m2/g以上である。 ・本発明は、高比表面積を有する消石灰に関するものであり、特に酸性ガス除去剤と して適用される場合に化学的酸素要求量(以下、「COD」という)を低減できる消 石灰、消石灰の製造方法および酸性ガス除去剤に関する。 ・添加剤として、多価アルコール、糖類およびエタノールアミン類の群から選択され る少なくとも一つとオキシカルボン酸との組み合わせが使用されることで、両物質 の相乗効果によって、有機化合物の残存によるCOD値を低く抑えつつ、高いBET比 表面積を実現できる。 ・結果として、本発明の酸性ガス除去剤や排水の中和剤は、一酸化炭素やCODを低く 抑えることができ、環境負荷を低減できる。 |